ハンティングベストとは、狩猟用のアウターベストのこと。
狩りのときに必要な小道具や弾薬を入れるためのポケットがたくさんあり、背中には捕獲した獲物を収納するための大きなポケットが備わっている。
ハンティングベストをモチーフにしたVest Bagは以下のように用途が拡張された。
実例1: 衣服として
ベストとして着用するが、背中には獲物ではなくラップトップなどを収納することも可能。
身頃のポケットは容量も多く、すぐに取り出したいスマートフォンは胸元に、財布や鍵などはファスナー付きのポケットに。単行本やハンカチなども忍ばせて。
生活に合わせて自由に着用して欲しい。
実例2: 鞄として
衣服として着る際ファスナーの向きに違和感を覚えるかもしれない。
直に慣れるが、これには理由がある。
衣服の前開きとして存在するファスナーを、上側から裾を通り越してぐるっと外周を閉じ切ってみる。そうすると大きなあずま袋となり、更に多くのものを収納できる道具となる。
実例3: 衣服から鞄へ
このベストを着用して、例えばスーパーへ出かける。
「袋はいりません」と伝え、脱いだベストをバッグに変えて購入したものを入れて持ち帰る。
実例4: 鞄から衣服へ
このバッグに荷物を入れて空港へ。お土産を購入したため手荷物が増える。
保安検査で手荷物は一つまで、と案内があったためバッグをベストに変えてポケットの中身はトレーに置く。ベストを着用し通過する。
等々
あずま袋とは、江戸の人々が西洋の鞄を見て、工夫を凝らし風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて鞄のようにしたもの。(諸説あり)
元は風呂敷なので折りたたむとコンパクトになり、その時代のエコバックのような役割を果たしていたのかもしれない。
ハンティングベストとあずま袋は、用途を拡張することで新たな製品として生まれ変わることとなった。
Vest Bag
Materials and colors depend on the season, Essential Products in beta post