「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われたら、それを想像せずにはいられないように。
この着想が「トイレットペーパー」だと言われたら、もうそれ以外には見えなくなるだろう。
既視感と未視感。
どちらもが混ざり合う中で、一体何を感じるだろうか。
先入観に捉われず、物を見ることは非常に難しい。
けれど、少し視点を変えて思考を巡らすことは、とても楽しく豊かな時間だ。
生活の中で消耗されていく物の見方を、ほんの少し変えること。
常識とは、時に曖昧で無根拠な概念であるのかもしれない。
Roll Paper Bag
Weinheimer Cow Leather / Box stitch hand sewing
White / Black